準備が大切な機織り
今回は織物について少しご紹介します。
機織りというと、あまりご存じない方でも大きな機械で鶴の恩返しのようにトントンと織っていくというイメージはお持ちではないでしょうか?
もちろん、糸を通してはトントンと整えて織っていくという過程も大事なのですが、実は一番大切なのは織り始める前にあるんです。
アトリエ北国の2階には大きな機織り機がたくさん並んでいるのですが、なにやら見慣れない枠のようなものに糸をかけている方がいらっしゃいます…
これは完成予定の作品の設計図を見ながら、思い通りの織物になるように糸を仕掛けているところです。
これが設計図。
素人には何が書かれているのかさっぱりなのですが…???
思い通りの模様が出るように糸を順番にかけていきます。
ここで間違ってしまうとどれだけ綺麗に織っても思い通りの作品にはならないので、慎重にやっていきますよ。
これでいいのかしら???
不安なところは和子先生に質問しながら…織り始める前にこんな大変な作業があるんですね〜知りませんでした。
ちなみに、こちらは今回使用する糸たちです。
この綺麗なオレンジもアトリエで草木染めしたものですよ。
こちらは既に織り始めておられる方ですが、もちろん、織り始めてからもトラブルは起ります。
そんな時は慌てず丁寧に対処して、わからないことは先生に相談しながらやっていきましょう!
難しそう…ではありますが、最初は小さな作品を織って流れを知ってもらったり、和子先生も常に相談に乗って下さるので全くの初心者の方でもやる気さえあればきちんと作品を作り上げることは出来ますよ!
興味のある方は是非一度アトリエへ遊びに来て見て下さいね♪